秋、夏の暑さはやわらぎ、過ごしやすくなります。ただ、紫外線は一年通して降り注いでいるので、秋でも肌は紫外線にさらされています。UVケア、手を抜いてしまっていませんか。紫外線は肌トラブルを引き起こす原因に十分なりえます。行楽シーズンで、色々出かける機会も増えるでしょうし、長時間屋外にいるようなときは、思わぬ強いダメージを受けてしまうことも。今回は秋の紫外線の特徴、効果的な紫外線対策などについてみていきます。

目次
▼秋の紫外線の特徴
▼効果的な紫外線対策
▼秋の紫外線の特徴
気象庁のUVインデックスというデータがあります。UVインデックスとは、紫外線が身体に及ぼす影響度をわかりやすく示すために紅班紫外線量を指標化したものです。紅班紫外線とは皮膚に赤い日焼けを生じさせる紫外線のことです。UVインデックスが3以上の場合はなるべく日差しをさけ、8以上になるとできるだけ外出を控えた方がいいとされています。
日最大UVインデックス(解析値)を8月と10月の1997年から2008年までの期間の平均の全国分布図で見てみるとこのようになります。(参考:気象庁 紫外線のデータ集)
これをみると10月になってもUVインデックスは中程度、3を超えているため、できるだけ日差しをさけて行動することが推奨されている紫外線が常に降り注いでいるということになります。紫外線は波長によりA波、B波、C波にわけられます。紫外線C波はオゾン層に阻まれ、地上に届くことは現状ありません。紫外線B波、A波について違いを見てみましょう。
紫外線B波…地表に届く紫外線の5%、肌の表面で吸収されます。日焼け、そばかす、皮膚がんなどの原因になります。
紫外線A波…地表に届く紫外線の95%、波長が長く、雲や窓ガラスを透過し、肌の真皮層にまで到達します。肌老化、シミ、シワ、たるみなどの原因になります。
秋は夏よりも太陽の位置が傾いているため、斜めからの日差しが顔や首など広い範囲に当たります。日焼けをすることは少なくなるのですが、肌老化を防ぐためには、紫外線対策が必要だということがわかっていただけたかと思います。
▼効果的な紫外線対策
秋の紫外線対策には夏と違ったポイントもあります。
以下にまとめてみます。
- 日焼け止め…夏に引き続き、秋にも大活躍するアイテムといえます。昨今は様々なタイプのものが出ていますので、ご自身の肌の状態やシチュエーションに合わせて選びましょう。秋の肌は、夏のダメージで弱っていたり、乾燥が始まっていたりすることがあります。そのため、夏よりも刺激が少ないものや保湿力のあるタイプがおすすめです。SPF、PAといった数値が高いものが肌に負担をかけるわけではありません。肌に負担をかけるのは日焼け止めの成分です。使用される添加物が肌荒れを起こす、使われる成分が環境破壊を起こすなどで問題視されているのが、紫外線吸収剤です。同じような効果を持つ紫外線散乱剤は主成分が酸化チタンや酸化亜鉛などミネラル由来のものもあり、環境にもやさしく、肌へのダメージも少ないといわれています。夏に残った日焼け止めが残っている場合はそのまま使用してもよいでしょう。法律で定められた使用期限はないのですが、通常化粧品は開封前で2-3年、開封済で半年から一年持つといわれています。ただし、レジャー先で使っていた、などの場合は高温多湿の場所に置いていた時間が長いことも考えられます。その場合は劣化が早まりますので、異臭がする、変色している、分離している場合は使用をさけることをおすすめします。特に無添加やオーガニックタイプの場合は防腐剤が含まれていないタイプがあり、この場合はできるだけ早めに使い切ることを心がけましょう。また、秋は太陽の軌道が夏に比べて低くなるため、紫外線が斜めから降り注ぐぎます。顔だけでなく、首、全身にムラなく塗ることが紫外線ダメージを防ぐことにつながります。

- UVカット効果のあるサングラスや眼鏡…斜めから降り注ぐことで、目に入り込む紫外線の量が増えます。角膜に紫外線があたると、炎症が起きたり、目が痛んだり、充血したりといった症状が出ます。紫外線を受け続ければ目の細胞が破壊されてしまいます。老眼や白内障にも紫外線が関係しています。目から入る紫外線はメラニン色素を生み出しますので、シミの原因にもなりえます。UVカット効果のあるサングラスや眼鏡、コンタクトレンズなどを使用することが有効です。

- UVカット効果のある衣料品…マスクやストール、パーカーなど、UVカット効果のある商品がたくさん出ています。大きく分けると二つありますので、予算やデザインに応じて使い分けましょう。
UVカット加工製品…服の表面にUV効果のある薬品を塗ったもの、洗濯や使用頻度で効果が薄れる
UVカット素材製品…生地の繊維の中にUV効果のある成分が練りこまれているもの、半永久的に効果が持続
