年齢とともに気になりだす肌のお悩みの1つ「毛穴の開き」。

この「毛穴の開き」は、肌がたるむことで起こることがあります。40代以降に多いこのタイプ。そんな肌がたるんで出来る「たるみ毛穴」に、ビタミンCが良い働きをしてくれます。ビタミンCがどのように「たるみ毛穴」に関わっているのか、詳しくみていきましょう。
目次
▼たるみ毛穴に関わる肌の構造を知ろう
▼毛穴はなぜ目立つ?
▼肌の弾力アップの鍵「ビタミンC」
▼たるみ毛穴に関わる肌の造を知ろう
私達の肌は、表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれています。
肌の弾力に深く関わっている部分は、この3層のうち真皮です。
■真皮の構造
真皮は、肌のハリ・弾力を保つコラーゲン繊維、コラーゲン繊維を結び付けているバネのようなエラスチン繊維、その周囲を埋めているのがヒアルロン酸などの基質と呼ばれるゼリー状の物質です。
そしてそれらを作り出しているのが「線維芽細胞」という細胞です。
▼毛穴はなぜ目立つ?
顔には、いくつの毛穴があると思いますか?
実は皮脂を分泌する毛穴は約20万個あると言われています。
この毛穴の数は歳を重ねても変わりません。なのに、なぜ生まれたばかりの赤ちゃんは毛穴がなく、加齢とともに毛穴が目立つようになってしまうのでしょう。

■たるみ毛穴の原因は真皮にあり
40歳以降に多いお悩み「たるみ毛穴」は、真皮がダメージを受け肌のハリや弾力が低下したことと、皮脂の過剰分泌などにより肌表面の表皮が厚くなり、毛穴が開いたまま閉じなくなってしまった状態です。
毛穴は本来まるい円形をしていますが、重力によって肌がたるみ、涙状になっていることもあります。

▼肌の弾力アップの鍵「ビタミンC」
「たるみ毛穴」の原因は肌の真皮ダメージにあります。
真皮では、肌の弾力やハリを保つのに重要なコラーゲンやエラスチン、そしてヒアルロン酸などのゼリー状物質がありますが、それらが作られなくなることで肌の弾力がなくなっていくからです。
■コラーゲンは肌の弾力を作る
肌の弾力やハリに、特に重要な役割を果たしているのがコラーゲン。
コラーゲンは真皮の約70%を占める繊維状のたんぱく質なのですが、このコラーゲンは、3本の鎖が3重らせん構造という三つ編みのようになっていて、強度を保っています。この3重らせん構造を作る際、たんぱく質と一緒にビタミンCと鉄が必要となるのです。
コラーゲンを作る線維芽細胞は、ビタミンCを取り入れて丈夫なコラーゲンを作っていきます。その結果、肌の弾力がアップし、ハリが保たれるのです。

■ビタミンC誘導体と肌弾力の関係
肌の表面から真皮へビタミンCを届ける手段の1つに「化粧品」があります。
ただし、ビタミンCそのものは、非常に不安定で、しかも肌へ浸透しません。
そのためビタミンCを安定した状態で肌に浸透させるため「ビタミンC誘導体」が化粧品には配合されているのです。
ビタミンC誘導体は肌に浸透すると、肌の中にある酵素によってビタミンCとなり、効果を発揮します。どこまで浸透し、どのように作用するかはビタミンC誘導体の種類によって異なりますが、ビタミンC誘導体の中には、真皮にまで届き、コラーゲン合成を促進する効果が認められたものもあります。

コラーゲンが増えたことにより、肌は弾力を取り戻し、重力に負けていた毛穴も円形に戻り、毛穴がギュっと引き締まることで目立たなくなっていきます。
ビタミンC誘導体は、まさに「たるみ毛穴」の救世主的な存在ですね。
