女性の3人に1人が貧血、隠れ貧血といわれている現代の日本。
貧血というと「めまい」「たちくらみ」のイメージを持っておられる方も多いかもしれません。でも、貧血になると、

●顔色が悪くなる
●肌荒れしやすくなる
●肌にハリ·弾力がなくなる
など、美容にとっても好ましくないことが起こることをご存知でしょうか。
顔色が悪い·肌荒れしてる肌って···あまり魅力的ではありませんよね。
ここでは、この美容上でも大切な貧血とビタミンCの関係について説明していきたいと思います。
目次
▼鉄分の働きを知ろう
▼女性に多い「隠れ貧血」って何?
▼ビタミンCは鉄分の吸収を助ける
▼こんな症状がみられたら貧血かも?!
▼鉄分の働きを知ろう
鉄分は私達の身体や情緒を安定させるなど、とても重要な働きをしている栄養素なのですが、美容上で見た時にも主に以下のような働きがあります。
①身体の隅々に酸素を運ぶ赤血球を作る
②コラーゲンの生成に欠かせない
そのため、鉄分が不足すると「顔色が悪い」「肌のハリがなくなる」「シミが消えにくい」などといった形となって肌に現れるのです。
▼女性に多い「隠れ貧血」って何?
鉄分は、成人の体内に3~4g存在しています。身体の中に存在している鉄分はその働きによって3つに分けられています。
①機能鉄65~70%(ヘモグロビンの成分として取り込まれる・酸素を運ぶ)
②貯蔵鉄30%(肝臓などに蓄えられる)
③運搬鉄 残り数%(筋肉の成分と結合し、酸素の運搬・貯蔵や代謝反応に関与)
通常、貧血かどうかは「機能鉄」のヘモグロビン値で判断されますが、実は機能鉄が不足すると貯蔵鉄が使われていき、「貯蔵鉄」が減っていても「鉄不足」の症状が現れます。

「貯蔵鉄」は、通常の健康診断では測定されないのであまり馴染みがないかと思いますが、健康診断の結果で「貧血なし」と判断されている女性でも、実は貯蔵鉄の少ない「隠れ貧血」だったということが起こるのです。
女性は生理がある分、男性よりも鉄分が多く失われてしまいますから、男性の2倍鉄分を摂取するくらいで丁度よいとも言われています。
■鉄分が不足しやすのはこんな人
毎月血液が失われる「生理がある女性」、鉄分は汗や尿からも排出されるため「汗をよくかくスポーツをされる方」、多くの栄養を必要とする「妊娠·出産」、「成長期の方」は、特に鉄分が不足しやすいため日頃から注意して摂る必要があります。
▼ビタミンCは鉄分の吸収を助ける
鉄分はもともと身体に吸収されにくいミネラル。だから不足しやすい栄養素なのです。
鉄分には、身体に吸収されやすい「ヘム鉄」と、身体に吸収されにくい「ヘム鉄」があります。
肉·魚などの動物性の食品に含まれているのは「ヘム鉄」
ほうれん草やヒジキなどの植物性の食品に含まれているのが「非ヘム鉄」です。

「ヘム鉄」が身体に吸収されやすいといっても、その吸収率は約20%前後、「非ヘム鉄」になると5%前後しか身体に吸収されません。
ビタミンCはこの吸収されにくい「非ヘム鉄」を吸収しやすくしてくれるので、貧血予防に有効とされています。
また、ビタミンCは丈夫なコラーゲンを作る際に欠かせない栄養素でもあります。弾力やハリのある肌、透明感のある瑞々しい肌を目指すなら、ビタミンCは欠かせません。
▼こんな症状がみられたら貧血かも?!
下記のような症状、ありませんか?
もし書きの項目に当てはまるものがある場合、貧血·隠れ貧血である可能性がありますので注意しましょう。

●朝の寝起きがすこぶる悪い
●朝から身体がだるい
●息切れしやすい
●集中力が続かない
●肌荒れしやすい
●頭痛がよく起こる
●イライラしやすい
●手足が冷える
●氷を食べるのが好き
意外と氷が好きな女性は多いです。でもこれは「氷食症」と呼ばれる、列記とした貧血の症状の1つです。特徴は「ガリガリ」食べること。もしガリガリ氷を食べている女性がいたら、鉄分とビタミンCを併せて摂ることをオススメいたします。
