ある日突然ポツンと出来るニキビ。
昔は「若さの象徴」みたいに言われていたこともありましたが、ニキビが出来た本人からすると、たまったもんじゃありませんよね。
ニキビが出来る原因には、「皮脂が多い」「肌の乾燥」「アクネ菌の繁殖」など、様々な見解がありますが、実はこのニキビ予防にも「ビタミンC」は大活躍するのをご存知でしょうか。
今回はビタミンCとニキビについて詳しくみていきましょう。

目次
▼ニキビが出来るメカニズム
▼ニキビを悪化させる真犯人
▼ニキビが出来るメカニズム
ニキビが出来る原因は様々です。ストレスや食生活の乱れ、睡眠不足などで、身体の中でホルモンバランスや免疫機能などの乱れも大きく関係していたり、「皮脂分泌が多い」ことや逆に「肌の乾燥」などにより起こることがあります。しかしながら、その原因はとても複雑に絡み合っており、これだ!と断定することが難しくもあります。
■ニキビのでき方
ニキビはどのようにして出来るのでしょうか。
実は見た目には分からなくても、ニキビの赤ちゃんが出来始め、炎症が起こると赤みや痛みがでてきます。

ニキビが出来る際には、まずホルモンや皮脂などの影響で毛穴付近の角層が厚くなり、次に毛穴に皮脂が詰まってコメドが出来ます。
コメドには毛穴の出口に多少広がってはいるものの黒くてボツボツしている「オープンコメド」いわゆる「黒ニキビ」と呼ばれるものと、毛穴の出口が閉じていて表面からは見えないけれど触ると奥にしこりを感じる「クローズドコメド」(白ニキビ)があります。
クローズドコメドは毛穴が閉じていて皮脂の出口がないため、オープンコメドよりも炎症を起こしやすいので注意が必要です。
この毛穴に詰まった皮脂を栄養源にして、毛穴の中でアクネ菌がどんどん繁殖し、やがて炎症が起こります。この状態がいわゆる「赤ニキビ」。
さらに炎症が悪化すると膿を持って大きく腫れあがったニキビとなってしまいます。
▼ニキビを悪化させる真犯人
実はニキビが炎症してアクネ菌が繁殖している時、私達の身体もただ黙ってみているだけはなく、アクネ菌の繁殖を抑えようと頑張ってくれています。
それが血液中にある白血球の1種「好中球」。毛穴の中で好中球はアクネ菌を攻撃し戦ってくれるのですが、戦いが激しくなると「炎症性ニキビ」となり、ニキビが膿んできます。
さらに戦いが激しくなると炎症はさらに悪化し、今度は毛穴の壁自体が壊されてしまうことがあります。
こうなってしまうとかなり赤みと痛みが生じ、ニキビがいくつかの毛穴にまたがったようになることもあるのです。
実はこの好中球がアクネ菌と闘う際武器にしているものが「活性酸素」なのです。

■アクネ菌と闘う武器
活性酸素は、身体のあちこちを「酸化」させてしまう物質。毛穴の中に詰まっている脂質は酸化されて炎症を引き起こす「過酸化脂質」となり、また活性酸素にさらされている細胞もダメージを受け、どんどんニキビが悪化してしまいます。
ビタミンCには高い抗酸化作用があるため、この活性酸素を除去し、過酸化脂質の発生や細胞のダメージを防いでくれます。
また、ビタミンCには肌の土台となるコラーゲンの生成を促す働きがあるため、ニキビ後の凹凸や色素沈着などの予防にも一役かってくれる、まさにニキビ改善の救世主ともいえる存在なのです。
ちなみに、ニキビが悪化した際に生じる膿は、アクネ菌と好中球の死骸なのですが、あまり嬉しくないニキビでも、懸命に戦ってくれたんだと思うと、少しほっこりした気持ちになりますね。

