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ひょっとして顔ダニ?!かゆみやニキビの原因は…

夏場は特にマスクの中が高温多湿になりますね。ニキビや吹き出物ができやすい、顔のかゆみが気になる、皮脂が多くテカりやすい、なんてことで悩んではいませんか。もしかしたら、それは顔ダニが原因かもしれません。実は顔ダニは成人のほぼ100%の顔に存在しています。顔ダニは余分な皮脂を食べることで皮膚を酸性に保ち、最近から皮膚を守ってくれていますが、異常発生することで肌荒れを引き起こすことがあります。今回は、顔ダニとはなにか、対策方法についてもご紹介します。

目次

▼顔ダニとはなにか
▼顔ダニの対策方法

▼顔ダニとはなにか

顔ダニ、言葉だけで見ると、びっくりしてしまうかもしれませんが、私たちの周りには、数多くのダニが生息しています。外観はグロテスクですが、その多くは肉眼では見えない微小なものです。人畜の血を吸うイエダニや、食料品などにつくコナダニなど有害なものが知られていますが、無害な種類のほうがはるかに多いのだそう。その中で身近な存在である顔ダニですが、毛根にすみつくニキビダニと皮脂腺にすみつくコニキビダニの二つに大別されます。どれも基本的には無害、もしくは有益です。顔ダニは皮脂をエサにしているので、表皮を正常な状態に調節してくれます。肌をきれいにしてくれるので、ある程度の数は皮膚にいた方がよいとされています。顔全体では400万匹ほどいるといわれています。しかし、問題もあります。気温の上昇、湿気などで皮脂バランスが崩れると、大繁殖してしまうことがあるのです。結果、顔ダニの糞や死骸が増えて毛穴につまったり、それが原因でニキビやかゆみがおきたりします。死骸から発生する有害物質は、皮膚のターンオーバーを乱すことにもつながります。顔にかゆみをおこさせるダニはヒゼンダニと呼ばれます。疥癬(かいせん)という病気を引き起こすことによって、かゆみを感じるようになります。これは免疫が低下している場合に起こりやすく、高齢の方や抗免疫薬を服用している、など病気の方に多い症状です。この場合は専門医の治療を受ける必要があります。早めに皮膚科を受信することをお勧めします。

ダニの大増殖で、必要な皮脂まで食べられてしまうと、乾燥肌になる可能性が高くなります。また、顔ダニの爪や口で細胞が傷つくことで、活性酸素が発生、老化がすすみます。駆除してしまえばいいかというと、そうではなく、顔ダニが少なすぎてもトラブルがおきます。洗顔を何度も繰り返すなどで顔ダニの数が少なくなり過ぎた場合、皮脂量や老廃物が増えてバランスが崩れ、ニキビや肌荒れの原因になります。顔ダニと良好な関係を保つためにはバランスをとるための対策が必要といえそうです。

▼顔ダニの対策方法

夜行性である顔ダニは夜寝ている間に毛穴から出てきて活動し、朝毛穴へ戻ります。寝る前にメイクを落とし、洗顔をしておかないと、メイク汚れが毛穴の中に入り込んでしまうことになります。また、朝も清潔な肌を保つことが増殖を防ぐポイントになります。顔ダニは一度の洗顔では30%程度しか死滅しません。ご自身の肌状態にあわせた洗顔が不可欠といえそうです。

・W洗顔でしっかり落とす

水洗顔のみだったり、クレンジングシートでふきとるだけで終わらせている方も多いと思いますが、これは顔ダニを増殖させる原因になりえます。きちんとした洗顔をし、汚れを落とすことを考えてみましょう。

W洗顔というのは、クレンジングと洗顔フォームの2ステップで洗顔することです。汚れを落とす目的がクレンジングと洗顔は違うので、Wで行う必要が出てきます。

落とすのは商品タイプ例
クレンジングメイクや日焼け止め、皮脂汚れオイル、ジェル、クリーム
洗顔メイク下の皮脂、汗、ほこり、古い角質石鹸、フォーム

・メイク道具を清潔に保つ

忘れがちですが、毎日使うメイク道具は意外と汚れています。道具に付着した油分や皮脂は酸化し、それが肌に付着することで顔ダニのエサが増えてしまいます。ブラシやパフは少なくとも月一回は専用の洗浄液などで洗うことが大事になってきます。

・寝具は清潔なものを使う

寝ている間に直接肌に触れるものを清潔にすることも有効です。

・食生活を見直す

顔ダニの栄養は皮脂なので、皮脂の原因となる食べ物の摂り過ぎには注意が必要です。あわせて、皮脂分泌を抑えるビタミンB2とB6を摂取するのもよいでしょう。具体的には、牛乳、レバー、かつお、まぐろ、ブロッコリー、バナナなどがあります。また、活性酸素を除去するためにはビタミンCとビタミンEが効果的です。イチゴ、キウイ、大豆やナッツ類などを摂取するのもよいでしょう。

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・ストレスをためない 

ストレスにより、活性酸素が発生することで、皮脂が酸化してしまいます。これがトラブルの原因になるため、お風呂でリラックスしたり、良質な睡眠で生活リズムを整えることが大切です。