2022年ある化粧品会社で調査した、なりたい肌の第一位は「ギャップなしの肌」だったそうです。加工アプリの種類も豊富な昨今、自撮りと実際の肌にギャップがないのが理想的です。そしてその願いをかなえるための要素のひとつとして「毛穴レス」があります。毛穴については女性の半数以上が悩んでいるともいわれています。今回は毛穴ケアについて、毛穴悩みのいろいろ、効果的な対処方法をスキンケアと生活習慣の面で分け、ご紹介していきます。

▼毛穴悩みのいろいろ
毛穴と一言で言ってもお悩みは様々です。悩み別にその対処の方法も変わってきます。過剰な皮脂分泌やお手入れ不足による黒ずみ毛穴、皮脂と古い角質が混ざり合い、角栓となって毛穴に詰まった状態となる詰まり毛穴、年代や肌質によって原因は様々な開き毛穴、加齢による肌のたるみから起きるたるみ毛穴などが上位のお悩みです。あなたのお悩みもこの中にあるでしょうか。そして毛穴の気になるところの断トツ一位は鼻です。皮脂の分泌も多く、顔の真ん中で存在感を放つパーツですから当然といえば当然ですね。

▼効果的なスキンケア
やはり、一番大事なのは、クレンジングや洗顔です。毎日のメイクや汚れはその日のうちにきちんと洗い落とすことが大切です。メイクや汚れが肌に残っていると、それが皮脂や古い角質と混ざりあって毛穴の中に蓄積していきます。蒸しタオルなどで、肌を温めておくと、スチーム効果で皮膚が柔らかくなり毛穴のよごれが落ちやすくなりますので、試してみるのもいいかもしれません。皮膚を刺激し過ぎないようにやさしく丁寧に洗いましょう。酵素洗顔やピーリングなどを、肌の状態に応じて取り入れるのもいいですね。
洗顔後は、放置せず化粧水で毛穴をキュッと引き締めながらみずみずしい潤いを与えましょう。肌状態によって、美容液や乳液、クリームもプラスし、丁寧なスキンケアを心がけましょう。
逆効果になるお手入れ方法もご紹介しておきます。
強い力で角栓を無理に押し出す…これは、毛穴の周りの皮膚にダメージを与える場合があります。
摩擦のあるクレンジングや洗顔…肌を傷つけることにもつながり、皮脂をとりすぎると逆に乾燥を招いてしまいます。
頻繁なはがすタイプの毛穴パック…毛穴専用のパックは、一目瞭然に効果がわかるので、気に入って使っている方も多いと思いますが、やりすぎてしまうと、角栓だけではなく、角質もはがしてしまうため、肌の負担になってしまいます。使用頻度を守ること、パック後の保湿をしっかりおこなうことなどに気を付けましょう。
毛穴をファンデーションで埋める…隠したいから厚塗りになってしまう、という方も少なくないと思います。ただ、厚く塗れば塗るほど、崩れやすくなるのも事実。皮脂崩れで、かえって毛穴が目立ってしまうこともあります。化粧下地でコントロールし、ファンデーションは薄づきタイプを選ぶのがよいでしょう。

▼生活習慣の見直し
また、毛穴の開きが悪化する原因には生活習慣もあります。老化を促進させるような生活習慣によって毛穴は目立ちやすくなります。
睡眠中に成長ホルモンの分泌が高まり、肌の再生と修復が行われます。睡眠不足の場合、これが十分に行われません。また、睡眠不足の方は寝る時間が遅い人が多く、一日のメイク時間が長い傾向があります。メイク時間が長いとメイク汚れの酸化、毛穴のつまりや開きが発生しやすくなります。
たばこや過度な飲酒にも注意が必要です。たばこは体内のビタミンCを消費し、皮脂分泌や酸化を加速させますし、アルコールは体内でビタミンB群を消費し、皮脂バランスを崩します。
日焼けによる肌ダメージ、乾燥も毛穴の開きの原因になります。黒ずみ毛穴の中には紫外線が原因でできてしまうものもあります。毎日日焼け止めを塗ることも有効な手段といえますね。
ストレスも肌には大敵です。活性酸素を除去する効果のある軽めの運動をするなどもよいでしょう。
無理なダイエットなどでホルモンバランスが崩れてしまうことも毛穴ケアにはマイナスになります。
ストレスをためず、栄養、睡眠をしっかりとり、適度な運動を行い、UVケアも欠かさないようにしましょう。
身体の中からのケアとして、特に毛穴対策におすすめの食べ物としては、皮脂分泌の抑制、コラーゲン生成の促進、抗酸化の効果をもつビタミンCをたくさん含むキウイ、イチゴ、などの果物、肌の成分としてのタンパク質を含む赤肉や卵などがあります。反対に皮脂分泌を促す、脂っぽい、糖質が多い食べ物は避けた方がよいでしょう。代表的なものとして、チョコレートやナッツ類があります。日々の食事で取り入れるのが基本ですが、サプリメントを利用してみるのも一つの方法です。ビタミンC、ビタミンB群、アミノ酸などが毛穴ケアにはおすすめです。
ギャップなしの肌に近づけるためには、日々の心掛けが大切になりますね。
