「光老化」という言葉を聞いたことありますか?

老化は歳とともに、誰にでも訪れるものですが、光老化とは「紫外線」によりシワやシミ、たるみなどの肌老化が早く進んでしまうことを言います。
肌の老化の約8割は「光老化」とも言われており、紫外線が肌に与えるダメージが大きいことが分かりますね。
目次
▼実年齢と肌年齢
▼なぜ光老化が起こるのか
▼紫外線の長さによって肌ダメージが異なる
▼光老化を防ぐビタミンC
▼実年齢と肌年齢
老化には大きく2つのメカニズムが関係しているとされています。
先天的に遺伝子にプログラムされた老化メカニズムと、後天的にもたらされる老化メカニズムです。
先天的な老化は神様に与えられたものなので変えることはなかなか難しいですが、後天的な老化はスピードを遅くすることが出来ます。
特に肌は身体の表面を覆っていて外界と接しているので、日々の生活の中で受ける紫外線や湿気、風などの影響を強く受けてしまいます。
そのため、肌年齢は生活環境や気象条件、地域特性などで大きく差が出やすいのです。
▼なぜ光老化が起こるのか
光老化の主な原因は「紫外線」です。

紫外線が肌の中で「活性酸素」を生じさせ、この活性酸素が肌のコラーゲンなどにダメージを与え、シミや深いシワを作り出してしまうのです。
■紫外線って何?
紫外線は太陽の光に含まれる太陽光線の1つ。

太陽光線は、紫外線(UV)、可視光線、赤外線の3つに分かれます。
このうち光老化に、大きな影響を与えているのが紫外線なのです。
地表に到達する太陽光線は、わずか6.1%に過ぎないと言われている紫外線ですが、強い紫外線を浴びると肌は大きなダメージを受けてしまします。
ちなみに、可視光線とはその名の通り「眼で見える」波長で、紫·青·水色·緑·黄色·橙色·赤の順番に波長が長くなります。紫外線は可視光線「紫」よりも波長が短いもの、「赤外線」は可視光線「赤」よりも波長の長いものになります。
▼紫外線の長さによって肌ダメージが異なる
紫外線には波長の長い紫外線A波(UVA)、波長の短い紫外線B波(UVB)、最も波長の短い紫外線C波(UVC)があります。
紫外線C波は地球の成層圏にあるオゾン層で遮られるので地上に到達するのは基本的に、紫外線A派(UVA)と紫外線B波(UVB)の2つになります。

■炎症を起こすUVB
紫外線B派(以下、UVB)は、3種類ある紫外線のうち真ん中の波長で、一部は真皮にまで達しますが、ほとんどは表皮に吸収されます。
UVAよりもエネルギー量の高いUVBは、肌に対しての刺激も強く、肌が赤くなったり、水泡を作ったりする光による「火傷」を引き起こします。これを「サンバーン」と言います
■肌の奥に到達するUVA
UVBよりも波長の長いUVAは、表皮の最下層である基底層から真皮にまで到達します。UVBのような肌を赤くするサンバーンは起こしませんが、肌の色を黒くする「サンタン」を引き起こします。

つまり、シミやシワを作る原因となっているのはUVAの影響が大きいのです。
また、UVBは雲やガラス窓である程度遮られますが、UVAはガラスを通過してしまうため注意が必要です。
■光老化を加速させる紫外線
光老化は、このような紫外線を長時間浴びることで肌表面だけでなく真皮の深いところまでダメージを受け、シワやシミ、たるみが生じ、肌全体がくすみ、質感も変化してしまいます。
▼光老化を防ぐビタミンC
光老化を防ぐには、まず紫外線に当たらないことが第一です。
しかしながら、長時間紫外線を浴びてしまったら···ビタミンCの出番です。

ビタミンCには、メラニンを作らせない働きや、コラーゲンを生成する働きがあり、シミやくすみ、シワを予防してくれるのです。
肌の表面からしっかり肌に届くビタミンC誘導体配合の化粧品でケアし、ビタミンCを多く含む食品を食べ、身体の外側と内側からケアしていきましょう。
