ビタミンC

27.ビタミンチャージでアップする美肌力

シミやくすみのない透明感ある肌、シワのない若々しい肌、そして活性酸素を除去して健康を保つ上でも欠くことの出来ないビタミンC。

ビタミンCのこれらの働きの多くは、ビタミンCの持つ抗酸化作用によるものですが、ビタミンCは身体の中で、ずっと作用し続けるわけではありません。

ビタミンC自身が酸化されると、酸化型ビタミンCとなり、抗酸化能力を失ってしまうのです。
しかし、私達の身体には、ビタミンCを有効活用する素晴らしい仕組みが備わっています。

ここでは、身体の中でビタミンCがどのように働いているのか詳しくみていきたいと思います。

目次

▼他にもある!抗酸化作用を持つビタミンE

▼身体の中の抗酸化ネットワーク

▼身体を錆びつかせないためには

他にもある!抗酸化作用を持つビタミンE

ビタミンCと同じように抗酸化力を持つビタミンがあります。それがビタミンEです。

ビタミンE(α―トコフェロール)は油に溶ける脂溶性であるため、水溶性のビタミンCとは働く場所が異なります。

細胞を構成している細胞膜は脂質で出来ているため、ビタミンEは細胞膜を守ってくれるのです。その際ビタミンEは酸化されて抗酸化能力を失うのですが、実はビタミンCはこのビタミンEを復活させて再び抗酸化能力を甦らせてくれるという働きをしてくれます。

つまり、身体の中にビタミンCが十分にあれば、ビタミンEは繰り返し復活し、細胞が酸化することから守ってくれるというわけです。

身体の中の抗酸化ネットワーク

 身体の中には、ビタミンCやビタミンEの他にも、コエンザイムQ10、アルファリポ酸、グルタチオン、β‐カロテン、セレン、アントシアニジンなどを始めとする抗酸化物質が存在します。

実はこれらの抗酸化物質は、もちろん単体でも抗酸化能力を発揮するのですが、お互いに助け合いながら身体の中で活性酸素と闘い、身体が酸化ダメージを受けるのを防いでくれていて、「抗酸化ネットワーク」と呼ばれています。

身体の中の抗酸化ネットワークは、その特性によりそれぞれ細胞内のどこにいるかが決まっています。

主に脂質で構成されている細胞膜は、ビタミンEやコエンザイムQ10が活躍していますし、細胞内や血漿中では水溶性であるビタミンCやグルタチオンが活躍しています。

コエンザイムQ10は、ビタミンQとも呼ばれており、栄養素からエネルギーを作り出すのに必要な物質です。身体の中で合成されますが、40歳を過ぎるとその量が減っていき、代謝や免疫力が低下する一因となるともいわれています。

それともう1つ「アルファリポ酸」という物質は、糖質からエネルギーを作る際に必要な物質ですが、やはり年齢と共に減少してしまいます。このアルファリポ酸は水溶性·脂溶性の両方の特徴があり、両方の場所で抗酸化作用を発揮してくれています。

そのため抗酸化力を失ったビタミンCとビタミンEの両方を再生させてくれるという特徴があります。

身体を錆びつかせないためには

身体の細胞がダメージを受けると、シミやシワなどの肌の老化だけでなく、動脈硬化や糖尿病などの病気の引き金になるとも言われていますが、そうならないように身体の中では様々な物質が、身体を活性酸素による酸化ダメージから守ってくれています。

身体の中の抗酸化ネットワークを最大限活かし、若々しい肌·健康な身体を保てるように、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化作用のある栄養素をたっぷり補給しましょう。